ゴールドラッシュ2008の全貌。
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この前のゴールデンなんとか中に腰痛になったという話を書いたが、
そのときの話である。
ぎっくり腰になった初日、床を這い回らなければならないほどの激痛が僕を襲っていた。
次の日、珍しく「仕事を休むわけにはいかない」と、無理矢理仕事に行く事にした。
この日さえ越えてしまえば、4連休が待ち受けているという事をご褒美として。
ただし、歩くスピードが通常の3倍(当社比)以上遅くなっていたので、
通常、通勤時間50分ぐらいのところを
B「今日は片道3時間ぐらいの勢いで出るぞ」
と本当にまだ真っ暗なうちから家を出た。
「会社、休めよ」と思わないでもないが、
なんかダメな時ほど頑張りたいと思うタイプなのだ。
パーフェクトにキモイ。
ようやくその日の仕事を終え、帰路についてはみたものの
帰り着くまでに3時間以上かかる。
腰を曲げ、痛みに顔は歪み、呼吸も荒い。
その歩みは、まさにおじいちゃんである。
馬の”一歩”を表現するとき、それを一完歩(いっかんぽ)という。
脚がある馬ほど、その一完歩が広く大きいといわれ、全速力で疾走しているときのそれは7mとも8mともいわれるほど距離を進めるのだ。名馬を計る際のバロメーターともいえるだろう。
その日の僕を馬に例えるのだとしたら、その日の一完歩は3cm弱であった。
ちょこちょこちょこちょこ歩くわけだ。まぁ駄馬すぎた。
見た感じ、ロボかジジイ以外では表現できないぐらい限定されただろう。
ザ・老い。
やっとの思いで家に帰り着き、クタクタになったまま僕は風呂に入ることにした。
この後、医者にいくつもりだったので、風呂で患部を温めて、よく揉み解してから行った方がいいだろうという素人の考えだった。
いざ医者に到着してみると、背中と腰を触診した医者が
「高杉さん、これでよく歩けましたね」
と言い放つ。
僕は困惑して
「あはは」
と笑うしかなかった。
そういえば、なんで歩けたのだろう。
先ほどから神経を痛烈に刺激する感覚が消えず、足先に電撃が走り、痛みが連続して襲ってくる。無理をしたのが祟ったか、僕の体はボロボロになっており
医者が
「高杉さん、患部が炎症起こしてますから、できるだけ冷やしてください。今は温めたら酷くなりますよ」
といわれ、精神的にも参った。
医院からの帰り道は、通常であれば徒歩2分である。
だけどこの日、素人考えで温めた事が直接の原因となり、痛みは最高潮で僕の一完歩は1.5cmに縮み、通常2分のところを25分もかかり
途中、「ザ・遭難する」と何度も思った。
「老いを笑いに変えてみよう」
そういう試みは失敗したかに見えた。
↓「たべっ子どうぶつ」は、世界食品オリンピック金賞に輝いてます。
- [2008/05/15 02:11]
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